ハンドベル演奏写真(大阪府Y.M様より)
高校時代、いつも一緒にいた6人組。
女子校で出会い、卒業してから10周年目の今年。
夏の気配がしてきた頃。
6人のうち、秋に結婚式を控えた友達1人と、その旦那さまから、
披露宴での余興をお願いできないかという話が、5人のもとへ舞い込みました。
今では、住んでいる場所も、仕事の休みもバラバラの5人。
集まれる機会が少なく、打ち合わせの段階から、不安でいっぱいでしたが、
そんな中で、余興として何をするかの案を出し合い、最終的に決まったのが
6人の思い出をまとめた2分間のスライドの上映と
ハンドベルの演奏をすること、
友達や高校時代の先生方からメッセージカードを集めて渡す
という3点。
ハンドベルに関しては、5人とも演奏経験はゼロ。
購入するか、レンタルにするのか、楽譜はどんなものなのか、
割り振りはどうするのか、わからないことだらけのスタートでした。
そんな中で、出会ったのが「ベルミント」さん。
ホームページを拝見していくうちに、
これなら自分たちでも何とかできるかも知れないと
楽譜の購入と、ベルのレンタルを決めました。
選んだ曲は「OneLove」(嵐)。
2サビの
「どんな時も 支えてくれた 笑い泣いた仲間へ
心をこめて ただひとつだけ 贈る言葉は ありがとう」
という歌詞が自分たちにピッタリだからという理由と、
二人の幸せを願って。
楽譜は、申し込んでからすぐに発送していただき、
早い段階でパート分けと、デモ演奏をきくことができたのでイメージが膨らみやすく、
ベルが届くまでの期間にも手数の練習ができて、
仕事をしながらでなかなか時間のないの5人には、本当にありがたかったです。
割り表を確認しながら、パートわけをしてみると
無理なく演奏ができるように考慮されていて、
自分たちでは絶対にできなかったなぁと、
ベルミントさんの楽譜にしてよかったと実感。
仕事をしながらで練習時間があまり確保できないことを考慮し
本番まで4週間お借りしたのですが、実際に鳴らしてみて発見することも多く
早めに借りて正解でした。
4週間のうち、全員が集まっての合同練習は1回のみ。
本番直前に確認程度に鳴らした以外は、個人練習がメインとなりました。
そこで大活躍したのが、楽譜と一緒についていたデモ演奏CD。
みんなで集まれない中でも、同じリズムで練習できるので
集まった時に、CD音源で練習することの大切さを改めて実感しました。
結婚披露宴本番。
新婦である友人が用意してくれた演奏の舞台は、
なんと披露宴の最後!!
デザートも食べ終わった後のオオトリ。
演奏前に流したスライドを見ながら涙する新婦が視界に入り、
5人の緊張はMAXに。
スライドが終わり、静寂に包まれる中、いよいよ演奏スタート。
リズムを取るため、出だしの音やサビの手数が多い2人が
模範演奏を聞きながらカウントを取り、
揺れる2人の動きを見て残りの3人はリズムを合わせるという演奏方法。
緊張から、練習ではうまくいっていた箇所も間違えてしまったり
うっかり鳴らし忘れたり、5人としてはガタガタの演奏だったな・・・と
思っていたのですが、会場内からは大きな拍手をいただきました。
余興として何をするかを全く伝えていなかったのもあってか
サプライズ演奏に、新婦はさらに号泣していて。
その新婦の涙と笑顔をみて、満足し、ほっと一息。
社会人になって以降、頻繁に会うことのなかった友人たちと
毎週のように顔を合わせる機会を作ってくれた新婦にも感謝。
公民館を押さえて練習したことも、今となってはいい思い出です。
6人で1つのことをやるのが当たり前の毎日だった高校時代。
5人で、1人の幸せを思い練習した日々は、高校時代の当たり前を思い出せ、
また卒業して10周年目の節目に、6人の絆を感じた日々でもありました。
たった1回の合同練習で、何とか形になったのは、
1人の幸せを願う5人の気持ちと、
昔から変わらない、ふざける時と集中する時のメリハリがピカイチな仲間と
一緒だったからのように思います。
披露宴終了後、5人の口から出た言葉は
「また、ベルやりたい!」
「練習も、演奏してるのも楽しかった!」
「今度は何の曲にする?」
すっかりベルの魅力にとりつかれた様子です(^^*)
今度は6人で1曲演奏できるといいなぁなんて、次のことを考える楽しみも増えました。
その時もまた、ベルミントさんにお世話になろうと思いますので
今後とも、よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
卒業から10年経っても、離れていても、集まればすぐ力をあわせられる、
新婦様と5名のリンガーの強い絆を感じました。
そして、演奏を楽しんで頂けてよかったです。
また他のステージがありましたら、ぜひハンドベルに挑戦してみてくださいね!
このたびはありがとうございました☆ベルミント店長